血糖値の正常値について

「血糖値」って10代、20代のころはとくに気にもしませんよね。でも30代、40代と年齢を重ねていくに連れて、だんだん話題にのぼることも多くなりませんか。

最近では清原和博被告が重度の糖尿病を患っているという報道もあり、しかもその血糖値が900だったとして医療関係者をも驚かせているようです。

厚生労働省の調査(2015年)によると、糖尿病の患者数は316万6,000人だそう。そして糖尿病が強く疑われる人や糖尿病予備群の人などを含めると2210万人以上いると言われています。

でもみんながみんな健康診断を受けているわけではないですし、血糖値が高めでも自覚症状があるわけではないので、実際の人数はもっともっと多いと思われます。血糖値が高いというのはひとごとでは決してないんですよ。


血糖値の正常値ってどのくらい?

【血糖値の正常値】

空腹時血糖値 朝食をとる前の空腹時の血糖値。食事に左右されない状態でのインスリンの機能を調べる 80~110mg/dl未満(100~109mg/dlは正常高値で注意が必要)
ブドウ糖負荷負荷試験2時間値 ブドウ糖を溶かした水を飲んで血糖値の上がり方を調べる 80~140mg/dl未満
HbA1c値 採血時から1~2ヶ月前の平均的な血糖値がわかる。食事に左右されない。 6.2%未満

血糖値はつねに変動しています。1日の中でも空腹時と食後ではずいぶん数値が異なるはず。それでも血糖値を調整するホルモン(インスリンやグルカゴン、成長ホルモンなど)によって100mg/dl前後に戻るようになっています。

自分の血糖値を知るには病院で血液検査をする方法以外にも、簡易型の血糖値測定器を使って自分でチェックすることもできます。定期的に測ることは健康をキープする上でとても重要です。

正常値よりも少し高めと言われたら?

seigen
検査の結果、正常値よりも少し高めだねとか、「境界型」と言われることもあると思います。境界型とは糖尿病とまではいかないけれど正常型ではないよというグレーゾーン。糖尿病ではないからと安心してしまって、今まで通りの生活を続けていると糖尿病になりかねないという状態です。

血糖値は健康な人であればどんな時でも140mg/dlを超えることはまずありません。「いつもよりもたくさん食べちゃった」「昨日はカロリーの高いものを食べたな」「ここ数日、甘いモノばかり食べちゃったな」・・・だから血糖値が少し高めに出てしまったのかなと思ってしまいがちですが、それだけで血糖値が高くでるということはないんです。

健康であれば少しぐらい多めに食べてしまっても正常値を超えることはないです。それなのに超えてしまったということは気をつけなければいけないということ。

血糖値が高いと、血管が傷ついていきさまざまな合併症が起こってきます。高血圧や不整脈、狭心症、心筋梗塞、膀胱炎、腎盂炎、便秘、下痢、性欲減退、勃起障害、排尿障害、潰瘍、壊疽(とくに足)、肺炎、肺結核、歯周病、顔面神経麻痺などなど、高血糖を放っておいたばかりにこんなに多くの病気を引き起こしてしまうかもしれないんです。

血糖値ってすごく気にしなければいけない値なんですね。

病気ももちろん怖いですが、血糖値はダイエットにも関係してきます。肥満と血糖値は密接な関係があるので、ダイエットをしている人は血糖値をコントロールすることがポイントになりますよ。

血糖値が高めと言われたらすぐに生活習慣を見なおしてください。食事と運動で改善することができます。

>>>血糖値コントロールの方法はこちらのページで詳しく書いています。


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