血糖値の測定方法・調べ方

自分の血糖値がどれくらいなのかって気になりませんか?

血糖値ってよっぽど高いとか、低いとかじゃないと自覚症状はでないです。でも血糖値が高いと太りやすいですし、太るとますます血糖値は上がります。もちろん糖尿病を発症するリスクだって上がります。

不規則な生活をしている人、40歳以上の人、甘いモノが大好きな人、炭水化物をいっぱい食べる人、体重が増えちゃったなと気にしている人など、ちょっとでも血糖値が心配になったらすぐに検査をしましょう。簡単な方法で調べることができるんですよ。


病院で測定する

血糖検査

血液検査です。
空腹時血糖値、随時血糖値、ブドウ糖負荷試験、HbA1c検査などがあります。

空腹時血糖値

起床時から朝食を摂るまでの間に採血をして、血糖値を調べる検査です。前日の夜は遅くとも9時までには食事を済ませておきましょう。その後はどんなにお腹が空いてもがまんです。ただしお水を飲むのはかまいません。>>>空腹時血糖とは

正常値・・・70~110mg/dl
空腹時血糖異常・・・110~125mg/dl
糖尿病型・・・126mg/dl以上

随時血糖値

食事や時間に関係なく血液を採取して測る血糖値を随時血糖値といいます。食後は誰でも血糖値が上がりますが、健康であれば180mg/dl以上にはなりません。随時血糖値が200mg/dl以上であれば糖尿病型がうたがわれます。

糖尿病型・・・200mg/dl以上

HbA1c検査(ヘモグロビンを調べる検査)

グリコヘモグロビンとはヘモグロビン(赤血球の主成分であるタンパク質)にブドウ糖が結合したもの。ヘモグロビンの寿命は1~2ヶ月なのでグリコヘモグロビンを調べると過去1~2ヶ月の血糖の平均値を知ることができます。

血液中にどれだけグリコヘモグロビンが含まれているかを調べれば約2ヶ月前までさかのぼって血液中のブドウ糖の状態を知ることができるのです。

採血した時に血糖値が高くても、HbA1cの値が低ければたまたまそのときに高血糖になっていただけということもありますし、反対に採血時に血糖値は正常値でもHbA1cが高ければ普段の血糖値が高めなんだなということがわかります。

ただこの検査だけでは短期的な変化だったり、食後の高血糖(かくれ高血糖)を見つけることは難しいです。

正常値・・・4.6~6.2%(国際基準値)

グリコアルブミン検査

アルブミンとはタンパク質のひとつで、血液中を流れている間にブドウ糖と結びついてグリコアルブミンに変わります。過去2週間から1ヶ月の血糖レベルの平均がわかります。

ただ甲状腺の機能が低下していたり、肝硬変だったりすると実際の血糖値とはずいぶん異なる結果がでることもあります。

基準値・・・11~16%(高血糖状態が続いていると数値が上がります)

1,5アンヒドログルシトール検査

1,5アンヒドログルシトールは食品に含まれている物質なのですが、尿といっしょにそのまま排出されます。そして尿といっしょに溢れ出るブドウ糖が多いほど、この物質も多く排出されるので、血糖値が高くて尿糖の値が高いほど、血液中の1,5アンヒドログルシトールの値は低くなります。
この検査では採血時の血糖値にかかわらず、過去数日間の血糖レベルと知ることができます。

基準値・・・14.0μg/ml(正常下限)この検査の数値は低いほど良くないことをあらわします。

ブドウ糖負荷試験

空腹時の血糖値が正常でも、食後の血糖値がググッと上がってしまう高血糖の人がいます。空腹時血糖値だけを調べても引っかからないけれど、実は糖尿病という人もいるんです。かくれ糖尿病というらしいんですが、その人達を見つけることができるのがこの検査です。

ただ通常はこの検査は空腹時血糖が高い(110mg/dl~)といわれた人だけが受けるものになります。それでも家族に糖尿病の人がいて体質的に糖尿病になりそうだなとか、ヘモグロビンA1cの値が高かったなという人も受けたほうが良いでしょう。

前日の夕食後からは絶食(10時間以上)し、早朝お空腹時にブドウ糖を75g溶かした水を飲みます。服用前と服用後30分、60分、(90分、)120分、(180分)に分けて4~6回採血し血糖値を測定します。

120分の時の値が200mg/dlを超えていたら糖尿病型と診断されます。何度も何度も採血するのは、インスリンの分泌速度を測定するためでもあります。

この検査に使うブドウ糖を75g溶かした水というのは「トレーランG液」というのが一般的に使われているようですが、甘ったるいサイダーのようなものです。炭酸が少しあるんですね。飲みやすいように冷やしてあるところもありますが、炭酸を一気に飲むのが苦手な人はちょっと辛いかもしれません。

またけっこう時間がかかる検査です。病院によって採血する回数が異なりますが、おおよそ2時間半から3時間半はかかります。採血する以外の時間は待ち時間なので、退屈しのぎができるように本や雑誌などを持ちこむといいかもしれませんね。

採血が怖いんだけど・・・

saiketu
とくにブドウ糖負荷試験では1日になんども採血されるので、注射針が苦手な人にとってはかなりキツイ検査ですよね。

採血が得意な看護師さんもいれば、当然そうではない人もいます。上手な人はほとんど痛みを感じさせずに一発で済ませてしまいますが、不得意な人ですと、何度も針を刺されるなんてことも。

私も一度そんな方にあたってしまい、左腕がだめで右腕に変えさせられたりしながら数回針を刺されました。そのあげくに「血管が細いのよ~」なんて私のせいにされたりして・・・。

採血の時の痛みを少しでもやわらげるためには、
・針が刺さるところを見ない(私は顔をそむけて何か別のことを考えています)
・他の場所をつねる(複数の場所に同時に痛みを感じることができないので)
・目は閉じずに力を抜いて遠くを見る(目をギュッとつむると体に力が入ってしまいます)

検査の費用は?

サラリーマンなどであれば会社が実施する検診で調べますよね、でも簡易型の検診では空腹時血糖値しか調べないことも多いのだそう。もし自分で病院へ行って検査するのであれば数千円(血液検査のみでしたら2,000~4,000円ほど)がかかります。

お金をかけない方法としては「献血」という手もあります。献血をすると献血協力者へのサービスとしてコレステロールや肝機能などがわかる検査をしてくれ、その結果がはがきで送られてきます。

そして2009年からはその項目に糖尿病の検査も加えられました。グリコアルブミンの数値がわかるので、過去2週間ほどの血糖値の状態がわかります。そしてもし、その数値があまり良くなければ病院で再検査してください。

尿糖検査

血糖値が高いと尿にもブドウ糖があふれでてしまうことがあります。尿検査でわかります。病院で調べてもらうこともできますが、自宅でも尿検査試薬(ドラッグストアで購入できます)や尿糖計を使って簡単にチェックすることができます。

詳しくはこちらのページで>>>尿糖とは?

自宅で測定する

血糖値を自宅で調べることも可能です。

糖尿病検査キット

通販で検査キットを買い、自分で採血をして、その検体を検査センターへ送ります。結果は3日~10日ほどでメールや郵送、WEBなどで知らせてくれます。

金額は5,000~15,000円ほど。病院へ行く手間は省けますが、決して安くはないので気軽に受けようという気にはなかなかなりませんよね。

血糖値測定器

sokuteiki
各メーカーからさまざまな簡易型の血糖値測定器が販売されています。金額はおおよそ1万円前後。一度本体を購入してしまえば、あとは好きなときに何度も測定ができるので、血糖コントロールをするのにはとても役にたちますね。

血糖値がやや高め・・・という結果がでたら?

病院の検査であれ、自宅での測定であれ、血糖値が正常値よりも少しでも高めにでたら要注意です。とくに太っているわけでもないし、甘いモノをバクバク食べているわけでもないし・・・と再検査をしない人も多いのだそう。

でも痩せているから糖尿病にはならないとか、甘いモノは食べないから糖尿病とは無関係だとは言えません。血糖値を上げてしまうのは甘いものだけではなく炭水化物もそうですし、ストレスや運動不足が原因になることもあります。

炭水化物がどうしてもやめられないというあなたは、この酵素サプリメントがおすすめです。
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ただ炭水化物を分解する怪しいサプリメントではありませんので、一度試してみる価値はあると思います。

血糖値が高いと糖尿病だけではなく、さまざまな病気の原因にもなりますし、ダイエットにも影響がでます。ちょっとぐらい大丈夫と思っても、それがさらに短期間で悪化してしまうこともあるので、必ず再検査を受けてくださいね。

血糖値は食事と運動でコントロールできます。今話題の糖質制限ダイエットは血糖値コントロールにピッタリ。ダイエット目的だけでなく、糖尿病予防にも良いので、血糖値が高めといわれたらぜひ試してみて!



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